スポーツスターモデルのエンジンは特徴的
ハーレースポーツスターモデルは、ハーレーの中では特別な位置づけにあるモデルと言えます。
殆どのモデルがビッグツインと言われ、大型のエンジンを搭載しているのに対しスポーツスターモデルは883ccまたは1200ccという比較的小ぶりなエンジンを与えられボディサイズも小型であり、また非常に取り回しのしやすさは群を抜いています。
その為米国ではセカンドバイクと揶揄されてしまうこともあるモデルですが、日本では非常に人気が高く、ハーレーに乗りたいけれど大きすぎて取り回しに自信が無いという人に非常に人気が高いものとなっています。
スポーツスターモデルの大きな特長は、そのエンジンの特性にあります。ビッグツインと呼ばれるものはオートバイ自体の重量をしっかりと支えるため特に低速トルクが重視されて設計されており、その為加速や高回転域の伸びなどは犠牲にされています。
しかしスポーツスターは高回転域が非常に扱いやすく設計されており、そのレスポンスも非常に良い様に設計されていることから低速域からの加速や、高回転域における伸びが非常に良好なため、低速から高速まで扱いやすくなっているのが大きな特長です。
この特性により不慣れな人が乗ってもコントロールしやすい性能を生み出しています。